burda8月号の続きとプロジェクト・ランウェイ

walmart2008-08-18


前の記事では雑誌の中身にふれなかったので簡単に。
今号の内容はこちらで見られます。ケープやウールのジャケットが登場してすっかり秋の装いです。これだけ暑いと秋冬物の生地をいじる気にはならないものの、このブラウスパンツを作ってみようかと思っています。毎号少なくとも一つは形にするのが目標です(無理だろうな…)。

ところで、burdaとともに創作意欲をかきたてられるのがアメリカのTV番組「Project Runway」。
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ファッションデザイナーの勝ち抜きバトルで、毎回異なる課題にチャレンジして服を作り、最下位の評価を受けたデザイナーが脱落していくというもの。シーズン終盤まで残った3〜4名は、NYファッションウイークに参加して自分のコレクションを発表できます。最終的に優勝すると、自分のブランドを立ち上げる費用として10万ドルが与えられるほか、副賞も多数。

コンテストとはいえそこはTV番組。毎回与えられる課題は奇抜なものも多く、スーパーマーケットに連れて行かれてそこで入手できる材料で服を作るというものや、意外な人(参加者の母親達とか)のために服をデザインしたり。勝ち抜くためにはデザインセンスや服作りの技能だけでなく、運や臨機応変さも必要とされます。

参加者は多くの応募者の中からオーディションで選ばれただけあって、プロのデザイナーとしてキャリアを築いている人が多く、与えられた条件でさらさらとデザイン画をスケッチし、生地を買出しに行き、短時間で形にしていきます。そのプロセスを見るのがとても楽しいのです。

番組的に面白くするためか、競技者同士のいざこざや人間模様にフォーカスすることも多くて(まぁそれはそれで面白いのですが)、正直もっと服作りの作業を見せてくれ〜と思うのだけど、それを差し引いてもスリリングで目が離せません。クライマックスでモデルが完成服を着用して、プロのヘアメイクを施してランウェイにさっそうと登場すると、感動的ですらあります。

司会のハイジ・クラムやメンター役のティム・ガン、審査員のマイケル・コースなどなど個性的なキャラが多数登場するほか、デザイナー達も負けず劣らず個性的。全員自分が一番才能があると信じていて、競争心をめらめら燃やしてます。歴代の優勝者は皆かなり有名になったようです。

アメリカでは現在5シーズン目を放映中で、日本ではWOWWOWでシーズン3まで放映終了したようです。私はシーズン4を録画したものを入手して見始めてからすっかりはまってしまい、3・2と一気に見ました。おかげで英語のファッション用語をずいぶん覚えた気がします。

そうそう、デザイナーが生地を買出しに行くマンハッタンのMood Fabricsにいつか行ってみたいです。あの店舗に行って山と積まれた生地を見てみたいなぁ…夢のまた夢ですが。