Burda World of Fashion 2008/10月号掲載のスカート (サイズ35号)

walmart2008-11-14


茶/紫/紺といったダークな色調のアラベスク模様(?)のベロアで、ヨーク切り替えのタックスカートを作りました。

地味な色ながらぎらりと光る生地で、どことなくホリデーシーズンを思わせるスカートに(と思っているのは自分だけかもしれない)。

雑誌掲載のデザインはこんな感じ。サイズは36からでしたが、前回同様少しずつ内側を写し取る方式で作りました。気持ちいいくらいジャストサイズです。

毛並がある生地なので、買うときに用尺は注意したものの、縫いずれることにはまるで考えが及びませんでした。実際縫ってみたらすごく難しかったです。ピンを細かく打ったり、しつけをしたり、ハトロン紙を挟んだり、目打ちで布を送ったり、思い付く限りの方法を試したのですがやっぱりずれる。

どの部分も縫い終わると5ミリから1センチずれてます。これじゃサイズが無茶苦茶だぁ!と放り出しかけたものの、ぐっとこらえてなんとか形にしました。近くで見るとヨークの切り替え位置が脇でずれてたり、トホホな出来ばえ…あー。前スカートのタックをたたむ方向も指示と違っていたりします(これはただ単に間違えた)。

そして、縫うときにずれるということは身に着けててもずれることに後から気付きました。サイズはぴったりなのに、面白いほどぐるぐる回ります。ヨークの見返しは共布じゃなくて、滑りにくい別の生地にすべきだったのかも・・・ひとつ学習。

不思議なもので地味派手な完成品にはけっこう満足しています。冬のスカートはあまり持っていないのでワードローブが増えてうれしいです。
が、縫いずれ問題は解決しないまま・・・このあと取りかかろうと思っているanneesicotton*のGOLA用の布もシャギーで毛並みがあるので、うまい方法を見つけないと悲惨なことになりそうです。コートなんて縫う距離が長いし。
既製品はどうやって縫っているのかなぁ。専用の装置や方法があるのでしょうか。縫製工場を見学に行きたい気分です。