burda World of Fashion(英語版)2008/2月号

walmart2008-04-02


オンラインのサイトが楽しそうなので、雑誌はどんな感じかな…と試しに注文してみました。
追記あります…08/5/1)

以前は日本版もあったとか?現在は輸入雑誌になるため、オンライン書店紀伊國屋Bookweb)を通じて購入。価格は2,100円でした。高っ!ちなみに表紙に書かれた定価は4.50 Euro。


雑誌本体に型紙が2部綴じ込みでついてきます。意外と薄いです。


巻頭にこの号で作ることができる作品の一覧が載っています。4つのテーマ(この号ではVivid、New Romantic などなど)に分けて、コレクションの写真を紹介しながらモデルさんが掲載作品(型紙が付いてる作品)を着る…という流れ。
その他に大きいサイズや子供服のコーナーがあり、わずかですが小柄な人向けの作品も。

日本の洋裁雑誌よりもモード色が強く、流行を意識したデザインが中心です。
最大の違いは日本の雑誌が囲み製図だったり原型を元に自分でパターンを起こすことを前提にしているのに対して、burdaはすべて実物大型紙だということでしょうか。

オンライン(burdastyle)との違いは、一つはサイズが大きめなこと。オンラインでは34や36が普通にありますが、雑誌の方は38からというのも少なくありません。自分でできるグレーディングの方法も紹介されていますが、やや面倒かも…

もう一つはインストラクションの違い。オンラインのような図解入りの親切な説明は雑誌にはありません。図は裁断時のパターン配置図があるだけで、基本は文章のみ(身頃を中表に合わせて肩を縫い、縫い代を割る……というような感じで延々と)。想像力を働かせて、ときには自己流で対処する必要がありそうです。

一つ書き忘れていました。オンラインのBurdastyleのパターンは縫い代が既に含まれていますが、雑誌の付録パターンには含まれていません。自分で書き足す必要があります。この違いもちょっと大きいですね。


中で一点、トレンチコートの作り方を詳しく解説(上の写真)していたほか、部分縫いのHow toをコラム的にちょこちょこ掲載しています。

個人的に子供服のコーナーが気に入りました。デザインや色使いがどことなくヨーロッパ風というか。身長110cmからが中心なのでしばらく作ることはなさそうですが。

不思議なのは、まったく広告がないこと。購読料だけで経営が成り立っているんでしょうか。だとしたらすごいなぁ。
ちなみに、日本から定期購読可能だそうです。年間12冊で価格は66,24 Euro(送料込み)、クレジットカードかチェックで支払いできるとか。私はどうするか…うーん、少し考えてみます。