Mパターン研究所 C0538ストレッチジャケット(サイズ4号)
昨年MPLが期間限定で廃盤を復活させたときに衝動買いしたパターンです。軽くて室内でも着られる、カーディガンのようなジャケットのような上着が欲しくて、薄手の圧縮ウールで作ってみました。変更点は袖丈を-2cm。
前打ち合せに見返しがつく以外は、袖口も裾も裏地との毛抜き合わせで軽い仕立てになっています。
前後それぞれ4本ずつタックをたたんでますが、タックなしで丈を短くしてボレロ風にもできそう。パフスリーブの半袖のパターンもついてます。今時の流行ではないけど、この小さい襟がけっこう好み。
着てみての満足度は...うーん。50点といったところでしょうか。ほぼイメージ通りにできたのですが、いくつか気になるところがあって
- せっかくのストレッチ素材なのに普通の裏地を使ったせいか身体になじまない。いっそ裏なしの方が良かったかも
- 袖口と裾は裏地の方が小さくて表地をいせ込み少しすぼまった形にします。これがどうもすっきり決まらない
- 二の腕がもたつく感じ
とくに袖。最近アネージのパターンを見慣れたせいか、やけに袖山が低くて太い感じがしました。
その分肩は動かしやすいのですが、腕をまっすぐ下ろす(胴に沿わせる)としわが出ます。腕を左右に45度上げた状態ですっきりきれいに見えました。一方アネージの方は腕を下ろした状態でぴしっと決まるんですね。その分動きは制限されるわけですが。まあそれぞれのテイストの違いもあるのでしょうし、そもそもこのパターンは廃盤になったくらいなので今のスタイルとは違って当然なのかもしれません。
最後に、手持ちのボタンでいいものが見つからず、池袋のキンカ堂をさまよっていて合いそうなのを見つけました。
針や糸などの消耗品をここで買うことが多いのですが、3Fのボタン売り場はなかなか充実しています。専任の販売員さんが3人くらいいて、あれこれ相談に乗ってくれます。イタリア、フランス等の舶来モノも置いているようです。